駅の売店でDXを思う

駅の売店でDXを思う

ある駅の売店で飲み物を買って会計のために並んでいると私の前の客(中年男性)はビールやおつまみを結構買い込んでいてそれを店員さんがポスで読み込んでいざ会計となった時に何かの電子決済をしようとしたのでしょうが、それができません。あれ、あれ?とやっているうちに「スマホの電源が切れてるよ」と言い出しました。どうするのかなと思っていましたが「今電源入れてみるから」とスマホの横のボタンを長押ししていました。後ろを気にするでもなく「(充電)残っているかな~」などと独り言を言っていました…。これはかなわないと思い飲み物を元の場所に戻しその場を離れました。

私も現金はほぼ持たずスマートフォンでペイペイやスイカ、クイックペイなどを駆使して日々の購買を行っています。新幹線も、ホテルもそれぞれ専用のアプリを使って予約し、当日はそのQRコードをかざすだけでチェックインが出来ます。ラジオも読書も、ついでにお薬手帳でさえもスマホのアプリです。

日常生活に必要な機能の大半をスマホに依存していることでとても便利になりました。この便利さを自分の中での生産性向上や仕事でのアウトプットにしっかりとつなげて行きたいなと考える今日この頃です。その第一歩としてとても重要なことは…スマホは常に充電バッチリの状態を保つ、です。当たり前だろ、ではありません笑。これだけ依存しているのだからそれなりにハードやそのメンテナンスに気を配るのは当然です。たったそれだけに気を付けておくことでスマートに多くの便利を享受できるのです。

会社で新しいシステムを入れた際や小規模ながらDX化を促進してもパソコンの容量が小さくて起動にめちゃくちゃ時間がかかる、また会社支給のスマホではこの機能は活かせない、などとなっては導入効果は最悪想定の10%程度になってしまいます。常にソフト、システムの導入とそれを受け入れるハードとの関係をセットで考えて行かなければいけないのだということをいろいろと考えさせられます。そしてそれらを扱う人たちに対するケア(充電バッチリに?)も。もっと使う人の視点に立って考えようと自省もあります。

少しカタい話になりましたが、私は別の売店で買い物を済ませてホームに向かう途中、先ほどの客は既にあの売店のレジにはいませんでした。かろうじて電源が入り購入できたのか、出来なくてあきらめたのか、現金で支払ったのかはわかりません。ただ私にこのブログを書くきっかけを作ってくれました。

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