みなさん、こんにちは。派遣事業部の池田です。
「禁煙したので、今までタバコに使っていたお金をふるさと納税に使おうと思っているんですよ」――そんな一言がきっかけで、社内の会話がパッと花咲きました。いつもなら何気なく消えていくお金が、“未来の自分”や“地域の活性化”につながる――その発想に、思わず胸が高鳴ります。「実は気になってたけど、どうやるの?」「どんな返礼品があるのかな?」バタバタと周囲が集まり、ちょっとした“お得談義”で盛り上がる昼下がり。
タバコ代のかわりに手にする、ご当地グルメや特産品。ふとした日常の転機が、新たなライフスタイルをスタートさせてくれるのかもしれません。
驚愕の現実!全国16.3%しか使っていない“ふるさと納税”
事実から始めましょう。2024年、総務省データで全国ふるさと納税利用者は約1,000万人、納税者全体の16.3%でした。どうして利用率がこんなに低いのか?「何となくややこしそう」「どんな返礼品があるか分からない」――そんなもったいない誤解が根強いのが現状。それでも、利用者は昨年から110万人増と勢いは右肩上がり。知らなかった“お得”のチャンス、今こそ手に入れるなら絶好のタイミングかもしれません。
ときめく発見!浜松市の“楽器”返礼品で人生に彩りを
ふるさと納税=グルメ・お肉、そのイメージ、実は半分正解で半分誤りです。私の故郷・浜松市には、うなぎや餃子だけでなく、ピアノや電子ドラムなど、プロ仕様の「楽器返礼品」がちらほら。“音楽の都”らしい一品ばかりで、世界的ブランド『Roland』や職人のオリジナル作品も登場します。
「楽器なんて贅沢?」との声もありますが、ふるさと納税は“ずっと使えるもの”にこそワクワクする制度。子どもと音楽に親しんだり、新しい趣味に挑戦したり――一生残る「体験」そのものまで手に入るんです。「こんな返礼品が…」という驚き、ぜひ味わってみてください。
満足感爆発!毎日使う“消耗品”で生活ストレスを減らす
私はこれまで、「果物」や「トイレットペーパー」「ティッシュ」などの消耗品を中心に寄付してきました。「すぐなくなるモノ」にこそ品質の差が出ると実感します。例えば、地元農家の旬のフルーツを毎朝頬張る、贅沢なひととき。
地域色あふれる品を選ぶ楽しさ――実用品派も、体験型ギフト狙いも、用途を変えながら選べる柔軟さがあります。最近では、消耗品だけでなく「長く使えるもの」という選択肢にも注目が集まるようになりました。消費の流れが変化する今、“納税=消えモノ”という先入観を一度手放してみませんか。
「手続き簡単」本当?ワンストップ特例制度の真実
「やっぱりどうせ面倒なんでしょ?」――そんな疑念にはワンストップ特例制度が喝!
どちらの方法も、思っている以上にスムーズなんです。
➀紙の場合 ― 封筒をガサガサ、書類にサインの安心感
この制度、確定申告いらず・5自治体以内なら申請書を郵送するだけでOK。
ふるさと納税を申し込むと、自治体から届く「ワンストップ特例申請書」。カサカサ書類を広げて、ボールペンで自分の名前や住所、マイナンバーを書き込む。
マイナンバーカードなどの本人確認資料をコピーして一緒に封筒にイン。
最後に自分のサインをして、ポストへポン。
これだけです。給与所得者なら、転職や引越しがなかった年は基本1枚提出で完了。ミスも生じにくく、従来通りの“紙作業”が好きな方にはピッタリでしょう。
➁スマホ活用の場合 ― スイスイ画面操作、スマホ一台で完結
「郵送もコピーも面倒…」「すぐ手続き終わらせたい!」そんなあなたならスマホ申請が断然おすすめです。
ふるさと納税ポータルサイトや自治体公式アプリにアクセスし、必要事項をサクサクフォーム入力。
本人確認書類もスマホでパシャリ、写真をアップロードすればOK。
申請内容をチェックして「送信」ボタンをタップするだけ。封筒も切手も不要、最短数分で手続きが完了します。
メールですぐ申請受付の通知が届き、控えデータもスマホ内で保存可能。慣れれば超ラクチン、スキマ時間に“パッと”終わらせられるのが魅力です。
変わるルール!2025年10月から「ポイント還元」完全禁止へ
忘れてはいけない最新ルール改正です。2025年10月1日以降、楽天・さとふる・ふるさとチョイス等のすべての仲介サイトやポイントサイト経由での「ポイント付与」が全面的に禁止されます。
どうしてルール変更?――理由は「自治体間の過度な競争の是正」や「制度本来の地域応援」に立ち返るためです。反面、「実質還元率」が下がる=“お得感”は以前ほどでなくなるので、ポイント目当ての方は2025年9月30日までに駆け込み利用するのが得策。新ルール下では返礼品の中身・自治体の活動そのものの魅力がますます重要になります。
“今動く人”だけがつかむ、来年からの「本当のお得」
ふるさと納税の利用率はまだ16.3%。先行者だけが多くのメリットを享受している静けさ、本当に“もったいない”現象です。2025年10月以降は「ポイント還元」の時代が終わり、本質としての「地域応援」や“返礼品そのもの”の時代が始まります。
もし渦巻く日常のなかで一歩踏み出しそびれているなら、「今年こそ」の選択が未来の自分に大きく返ってきます。
“あの時やってよかった”と心から思える瞬間、必ずやってきます。次の週末、家族や友人とふるさと納税のページをめくりながら、どうぞ「自分に合う新しい発見」を楽しんでみてください。
未来へ踏み出す、あなたのチャレンジを心から応援しています。
